編集だより

「鶏白湯煮干しらーめん宮裏交差店」にふらっと行ってきました。

名古屋市昭和区川名本町に坐します川原神社。
お宮からみて北側地区が宮裏といいます。神社(お宮)の裏だから宮裏というんですね。

その宮裏交差点に構えているラーメン屋さんだから鶏白湯煮干しらーめん宮裏交差店。
交差「店」と謳うところがなんとも粋だと思いました。

ちょっと話が脱線しますが、先日、「鶏白湯スープのもと」なるものをスーパーで購入しまして。それでもってうどんをいただきましたらば。
「…なんとも美味いじゃないか!」と感動を覚えたわけです。

これで食の欲求にメラッと火が入り、本気の鶏白湯が食べたくなった次第でして。出かけた先の川名駅で、こちらのお店にふらりと立ち寄ったわけです。

さっ、前置きが長くなりましたので、さっそくラーメンの感想にいきましょうか!

荻野チョイスの「鶏白湯ラーメン 塩」。
ベースとなる出汁は、3種類の煮干しをブレンドしたもの。そこに透き通る琥珀色の鶏白湯スープが秀逸なバランスで作られておりました。
しっかりと煮干しの味が効いているだけでなく、エグ味を感じさせないのです。仕事の丁寧さを胃袋で感じた瞬間でした。

こちらは、光田チョイスの「鶏白湯辛味噌ラーメン」。

辛味噌でコッテリしているのに、濃厚な魚介の後味を感じたのはこの煮干し出汁が効いていたからですね。ただ辛いだけではなくて、上品な味わいがしました!

荻野が一緒に食した「煮干しごはん」。硬めに炊いた和風ご飯は、噛むほどに味が濃厚に感じられます。

店内はカウンターが10席ほどと奥にテーブル1席ありました。
店主さんが一人で切り盛りしているそうです。「混雑時、盆と正月がいっぺんにくるほどの目まぐるしさです。」
と、いうなんとも素直なポップがカウンターに貼ってありました。

「オープンして1年が経ちました」と語る店主さん。物腰はとても柔らかく、ラーメンもその柔らかい雰囲気と優しい味でした。
ナルトが入っているのが、昔ながら。懐かしくていい。これにもほっこり癒されて、心が優しくなりました。

鶏白湯煮干しらーめん 宮裏交差店

住所:愛知県名古屋市昭和区安田通5−2 
営業時間 11:00~22:00(途中仕込み休憩あり)

Photo:荻野哲生・光田さやか

Text:荻野哲生

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