真心を込めた贈り物を。
今日はこんな言葉に出会いました。
「誠は韮の葉に包め」です。
ニラの葉といえば、ご存知こんな感じ。
これでモノを包もうと思うと、とても簡素で不格好な見た目になってしまうかもしれません。
しかし、贈り物は見た目や中身が重要ではないのです。
心がこもった贈り物かどうか。
「真心がこもっていれば、たとえニラの葉のような細いものに包んだとしても、それは立派な贈り物である」。
それが、この言葉の意味するところなのです。
これをおそらく、仕事に置き換えても同じことが言えるのではないでしょうか。
忙しいからと適当に終わらせたり、いつもの業務だからと惰性でこなしたり。
それは一見、形としては「仕事」になっているけれど、ちゃんと心がこもっているでしょうか?
仕事を届けた先の人のこと。仕事に関わった人のこと。
ただ形だけ贈って終わりではなく、思いやりや真心をもって接することで、送った人(自分)の心も豊かになるのかもしれませんね。
それにしても、たとえでニラを引き合いに出すなんて、
昔の人は素敵なワードチョイスをしますよね。
類語として他にもいろいろありますので、気になった方は調べてみるのもいいかもしれませんね。
Text:光田さやか
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