アズ・ユー・ライク!

【たのしくおどろく】愛知県瀬戸市「様時」のヴィーガンプレートはおいしいサプライズの連続でした。

築105年の古民家を改装したヴィーガン料理店。

焼きものの町としても知られる愛知県瀬戸市。古き良き情緒あふれる「せと末広町商店街」の軒並みのひとつに「様時」があります。
店名の読み方は「サマタイム」。築105年の古民家を改装していて、どこか懐かしい雰囲気が漂いますね。

お店は金・土・日のみ、ランチとディナーで営業されています(金はディナーのみ)。
お昼は日替わりの「ブッダボウルランチ」に、タルトやパウンドケーキなどのスイーツ類、地元・瀬戸の自然薯焼酎にヴィーガンワインといったラインナップ。夜はその時期の旬の食材でつくる「お通しプレート」¥1000が名物です。

店内にはお客さんがたくさん!ゆったりと食事と会話を楽しむ女性やカップル、おいしそうにワインを傾ける男性のおひとりさまなど、それぞれの時間を穏やかに過ごしていました。

「様時」は100%動物性のものを使用しない、ヴィーガンスタイルのカフェダイニング。自家農園でとれた野菜をはじめ、地元の直売所などで仕入れた素材で、手間ひまかけた料理やスイーツを提供しています。
まずは「ブッダボウルランチ」をいただいてみることに!

豊富な品数でボリューミーな「ブッダボウルランチ」

なすの揚げ煮びたしや菜の花の胡麻和えといった和のおかずのほか、レンコンときくいもをトマトやカレースパイスで味付けたり、大豆でできた唐揚げを韓国風にしたりと、調味料や香辛料を使って食べ応えを演出した多国籍なおかずが盛りだくさん!
食べるごとに驚いて、不思議で、おいしくて、なんだか楽しくなっちゃう。全て野菜やお豆でできているのに、そうじゃないみたい!
これまで何度かヴィーガンメニューをいただく機会がありましたが、こんなにもうれしいサプライズが続いたヴィーガンメニューは初めてでした。

ニンジンのパウンドケーキも、豆乳で仕立てたチーズケーキ風タルトもやさしい味。てんさい糖を使用し、牛乳や卵を使わずに作られています。

“からだのための創作料理”という表現がしっくりくるメニューの数々。これらは全て、店主・石川哲也さんの奥さん・里美さんが考案しているのだとか。「祖母に作ってもらっていた家庭の味をもとにしているんですよ。それに、こんなふうにしたらお客さん驚いてくれるかな、と考えたりしながら調理しています」と話してくれました。
「ここのメニューはあえて『偽物です』って書いています。ヴィーガンだけど、ホンモノみたいで、でもやっぱりお肉やお魚などは使っていなくて。ヴィーガンになじみのない人や、週に1度だけやってみたいという人などいろいろいると思いますが、うちの料理を食べて『ヴィーガンって楽しいかもしれない』と感じてもらえたら」と、店主の石川哲也さん。なるほど、そういうきっかけとしてこんな料理を味わえたら、もっとヴィーガン食を身近に感じられますね!

まとめ&感想

おいしい驚きの連続で大満足だった「様時」でのランチタイム。ヘルシーな中にも食べ応えやボリューム、ユニークさも考慮されていて、“楽しい”と感じられるお食事をさせていただきました。

今度は夜の時間にお邪魔してみたいな〜!ヴィーガンワインの味わいも気になる!
お話も聞かせていただけて、ヴィーガンに対する理解も深まりました。

ごちそうさまでした!

菜食ダイニング 様時-SAMATIME-
愛知県瀬戸市末広町1-23-1
0561-78-9290
11:30〜14:00(土・日)、18:00〜22:00(金・土・日)
月〜木休(金はディナーのみ営業)

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