古来より詠われる名湯。ぬるめの源泉が体をじんわり整える。

三重県にある榊原温泉に立ち寄りました。
このあたりは、あの有名な清少納言が枕草子の一節で詠んだほどの名湯。
「まろき湯の里」として知られています。
かつては湯治場として名を馳せていただけあって、今でも温泉地としての賑わいがあるというよりは、お忍びで通いたくなるようなひっそりとした魅力があります。
周辺には田園が広がり、どこか牧歌的な雰囲気です。

とはいえ、現地では日にち限定でイベントを行うなどしていて、盛り上がりつつある一面も!
http://sakakibara-onsen.jp
「人が多い温泉はちょっと…」
「一人でじっくり温泉と向き合いたい…」
というような人にはぴったりな温泉地だと思います!

こちら、外観。
「日帰り温泉」とありますが、隣に旅館「湯元 榊原館」が併設されていて、そちらにご宿泊の方も利用できるようになっています。

今回ご紹介する「湯の庄」は、入湯料が大人1000円と少々お高め。しかし通常200円くらいする温泉タオルも込みの料金なので納得です。
前行ったときは館内着の貸し出しも込みだったのですが、今はコロナの影響で中止しているそうです。

店内に入って右側にコインロッカーがありますので、貴重品やコート、カバンなどはここで預けていくのがおすすめ。
脱衣所はコインロッカーではなく脱衣カゴなので、必要最低限の荷物を持っていきましょう。

お風呂ですが、かなり広めの内湯が1つ。くつろげますね~。自動的にソーシャルディスタンス。
ぬるっとした泉質で、肌にまとわりつく感じがうれしい。お湯はアルカリ性単純温泉。新陳代謝を活性化し、肌を美しく整えたり、生活習慣病を引き起こす活性酸素の減少に効果があったりと、まさに体の中から調子を整えてくれるお湯です。やや熱めのお風呂ですので、半身浴しながらじんわり体の中まで温めましょう。

しっかり温まったら、となりの浴槽の源泉へGO。
ここの源泉は、なんと、冷たいんです!!!

源泉って私の中では勝手に熱いイメージなんですが、ここの源泉は温水プールぐらいの温度。これが、ほどよく火照った体にちょうどいいんだ~。
もちろん最初はヒヤっと感じますが、だんだん体に膜が張っていくような気分を味わえます。
ここに5分くらい浸かったら、またとなりの内湯へ。ここでまた体を温めて、となりの源泉で体を調える…。
そんな贅沢な楽しみ方ができる温泉です。

露天風呂が1つあり、その景色も絶景!
川の流れを聞きながら、風情あるお風呂タイムがかないます。
さすが湯治場。まろき湯の里!
心も体もまろまろになっちゃいますね。

さらに榊原温泉は伊勢神宮とも強いつながりが。毎年6月第1土曜日には「献湯祭」として榊原温泉の湯を神宮に奉納しているのだとか。
このあたりの地史や、全国の湯治場を調べてみたくなりました。
皆さんもお伊勢さん参りのあとには「湯の庄」でゆっくり癒されていってくださいね!

榊原温泉 湯の庄
住所:三重県津市榊原町5970
TEL:059-252-0206
営業時間:9:00~20:00 (最終受付19:00)
入湯料:大人1000円、子ども500円(浴用タオル付き)
アメニティ・その他:クシあり、化粧水・乳液・クレンジングなし、ドライヤーあり、貸し出し用バスタオルあり(200円)、脱衣所コインロッカーなし(脱衣カゴ)、サウナなし、水風呂なし
http://www.yuno-sho.jp/index.html

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