1号線の東側にある、古民家風の蕎麦店。

所用で豊橋市を訪れた我々。おいしいお蕎麦屋さんをリサーチしていたところ、とある市内在住の方に「豊橋ならここがオススメ!」と太鼓判をいただいたので、さっそく訪れてみることに。

黄色の暖簾がはためく、「手打ち蕎麦 やまに」です。立て看板の「自家製粉」の文字が気になる!そしてお店の佇まいも素敵ですなー。
期待に胸を躍らせながら、店内へ!

テーブルとお座敷があり、ほっこりとくつろげる和の空間。かわいらしい置物が心を癒してくれます。この素朴な感じ、とっても好きです。

メニューはわかりやすくこんな感じ。

なぬ。「太切り」ですと…。別名「田舎蕎麦」とも言いますよね。ここの太切りはどんな感じなんだろう?というわけで、「ざる蕎麦 二八」と「ざる蕎麦 太切り」を張り切って注文!

蕎麦を、塩で食べる…だと…!?

こちら「二八蕎麦」¥800。なんと愛知県岡崎市で栽培されている蕎麦粉を使用しているのだとか。愛知県で蕎麦を栽培しているところがあるんだ!と驚きました。

「太切り」¥1000はこんな感じ。なんという存在感!山形県の「さわ農園」というところで採れた蕎麦なのだそうです。
他にも、福井県や愛知県の新城市など、季節やその年の出来栄えによって何種類取り扱っているとのこと。
そして極めつけに、店主がこう言いました。

「蕎麦の味が際立つので、最初はぜひお塩で食べてみてくださいね」

なっ…!塩で!!
そんな、ツウなことしちゃっていいのでしょうか…。
あとには引けない背徳感を感じながらも、少しつけて食べてみます。

…うんまっ!!!

濃い!蕎麦の味が濃い!この蕎麦にしてこの塩!という感じで、バチっと決まる!
これはいけません。一瞬にして、口の中に蕎麦の旨みが広がる心地よさを覚えてしまいました。

もちろん、おつゆでもいただきましたよ!ちょっと濃いめで、蕎麦との調和がとれている感じがしました。個性の強い蕎麦には、こういうおつゆで迎え入れるのですね。本当に、奥が深いお蕎麦の世界。

そば湯。おいしいー。
ほっこりしますね。

「好き」が高じて開店。生産者と畑で蕎麦粉を選ぶ。

お客さんが落ち着いたころを見計らって、店主の芳賀さんに少しお話をお聞きすることができました。

独身時代から蕎麦がとにかく好きで、岐阜や長野、山梨などで蕎麦屋巡りをしていた芳賀さん。松本市のとある蕎麦屋で名物の「寒ざらし蕎麦」を食べた時、その味わいと製法に衝撃を受けたそうで、自分も店を出したい!と思ったのだそうです。
なかなか好みの蕎麦が手に入らなかったり、保管や製法に悩んだりしながらも、実家の食堂を改築して現在に至ったのだといいます。

「自分が一番大事にしているのは、生産者の人柄と、畑かな。『この人が育てたものでおいしい蕎麦を打ちたい』という思いがあるから」

現在もなお、理想の蕎麦を追求するためにあちこちの生産者さんとのつながりを大切にしているのだとか。芳賀さんの飽くなき挑戦は続きます!

芳賀さんの愛読書なのだとか。おもしろそうだったので、同じ本買いました(笑)。

ビジネスランチにぴったり!蕎麦の味を堪能できる貴重な店。

メニューはいたってシンプル。しかし、だからこそごまかしのきかない蕎麦が味わえる「手打ち蕎麦 やまに」。
蕎麦好きの店主がつくり出す一枚をぜひ堪能してみてください。ビジネスで豊橋へ訪れるなら、ランチはここで決まりですね!

ご参考までに、東海道新幹線「豊橋」駅からJR東海道本線「二川」駅へ乗り換え。タクシーで5分ほどで現地です!

ごちそうさまでした!

手打ち蕎麦 やまに

豊橋市飯村町東川20-35
0532-61-1585
11:00~14:00
水曜休
Pあり

Text:光田さやか
Photo:荻野哲生

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