見立ててもらうことで知る、新たな着物の楽しみ方。
以前「CREW」にてインタビューをさせていただいた、「美粋道」着付師・菱川誓保さん。
肩ひじ張らない、気楽に和を楽しむことを推奨されていて、着物をカジュアルに取り入れたり、ライフスタイルにあった無理のない着付けを広めていらっしゃいます。
そんな菱川さん、着付けの生徒さんに「着物を一緒に選びに行ってほしい!」と頼まれることもあるのだとか。
あー、なんかわかるなあ。私も着物が好きで機会を見て着て出かけるのですが、着物選びってちょっと難しい感じがするんですよね。
いいなと思っても、着ると地味だったり、同じような色の着物に落ち着いてしまったり。菱川さんに、そんな機会を作っていただけるのなら、ぜひ体験したい!!
ということで、実際に「菱川さんの着物コーデ」体験してきました!
やってきたのは、名古屋のリユースショップ「コメ兵」。光田の「お手頃価格で、紺色の帯に合いそうな白い着物と、自分では選ばないようなレトロな着物を買いたい!あと、あわよくば黄色の伊達襟にも合わせたい!」というわがままなリクエスト(無茶ブリ?)で、ご同行いただきました!
…こう言ってはアレですが、呉服店じゃなくてもいいんですね。ちょっと安心。「生徒さんのほしい着物や価格帯で、いろいろなところに行きますよ♪」と菱川さん。頼もしいお言葉!姉さん、ついていきます!!
まずは私の持ってきた紺色の帯を見ていただきました。「鮮やかな紺!真ん中にお花が合ってキレイな帯ねー!それならこんな感じかな?」と菱川さん、いくつか白い着物を感覚で手に取られ、持ってきてくださいました。
コメ兵店内は撮影できませんので、お写真なくてすみません。
見立てるときは、あまり理屈を考えず「直感で」「着る人の顔立ちや雰囲気で」選んでいるという菱川さん。顔や帯に合わせたり、実際に羽織ったりして、いくつか試着しました。
そして…。ついに、ついに私の望み通りの一着に出会えました〜!さりげなく柄が入っていて、普段でも着られる、お上品な感じの白い小紋です♪(どんな着物かは記事の後半で!)
もう一着の要望だったレトロな着物は、こんな感じに選んでいただきました。
この大胆なオレンジ色は自分では選んだことないなー!でもレトロな帯の組み合わせや色使いで、私でも着こなせそうな気がしてきました!
リクエストだった黄色の伊達襟もしっくり来てていい感じだー。
その後、ササッと着替えまして…
手打ち蕎麦の「伊とう」さんへ!
着物を着てお蕎麦を食べに行くなんて…。光田も大人になったものです。
菱川さんに人生相談にも乗っていただき(笑)。
ゆったり、まったりとした着物ナイトは更けていったのでした。
白い着物、どうですか??
小紋なのでお出かけに重宝しそう!紺色の帯が映えていて、とっても気に入っています!オレンジの着物は、粋に着こなせるといいなー!
着物を見立てていただいた菱川さん、ありがとうございました!
「この帯、買ったはいいけどなにと合わせたらいいか…」
「急に訪問着が必要になってしまった!けど持ち合わせがない!」
「いつもの自分とは違うチョイスをしてみたい!」
とか、そんなお悩みをお持ちの方、ぜひお問い合わせくださいね!
インタビュー記事はこちらから↓
Text:光田さやか
Photo:荻野哲生
撮影協力:手打ちそば 伊とう
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