アズ・ユー・ライク!

【ほろ酔いおかげ横丁】「森下酒店 宇治橋前店」で銘酒をひっかけてきました。

伊勢神宮の「おかげ横丁」にできた「森下酒店 宇治橋前店」へ

雨のそぼ降る弥生朔日。猿田彦神社・伊勢神宮へ参拝をしてきました。なんかここ数年、伊勢詣りの日は雨が多い気がします。
神宮参拝といえば、やはりここへ寄らないと!そう。みんな大好き「おかげ横丁」ですよね。
伊勢神宮 内宮から入ってすぐのところに、比較的新しいお店を発見しました。

「日本酒」?「甘酒」?「三重の地酒」!?こんな魅惑的な名詞を堂々と掲げていいと思ってるんですか?
私みたいな人が吸い寄せられちゃうじゃないですか。いかんなあ。はい入店。いらっしゃいましたよと。

聞けば、ここは2021年の年末にオープンしたばかりなのだとか。「作(ざく)」や「而今(じこん)」をはじめとした三重県の銘酒のほか、愛知県岡崎市で醸されている「二兎(にと)」なんかもありました!なんでも、ここのオープンに合わせて特別に醸造されたものなのだそうです。店内には、名高い日本酒がほかにもずらり。

せっかくならばいろんな味をちょっとずつ楽しみたい!ということで、「三重の地酒3種飲み比べセット」¥2500を注文。お好みの日本酒を選べます。

手前が「すっぴんるみ子の酒」、左上が「而今 特別純米 無濾過生」、右上が「作 純米大吟醸」。表面張力によってギリギリまで注いでいただき、いざテイスティング♪

三重の辛口!甘くて飲みやすい「すっぴんるみ子の酒」

「すっぴん るみ子の酒」は、三重の辛口といえばの代表作。お米特有の柔らかな甘みがあって、辛口ってホント?って思ってしまうほど。華やかな香りに誘われて、もうひと口、もうひと口とすすんでいきます。

ちなみに、このかわいらしいラベルとネーミングも気になるところ。てっきり、漫画「うる星やつら」の高橋留美子さんにちなんだものなのかと思いきや、違うのですね。
お店の方によると、蔵元である森喜酒造の女性専務・るみ子さんをモチーフに、漫画『夏子の酒』の作者・尾瀬あきら先生が描き下ろしたものなのだそうです。並々ならぬご苦労がおありになったとのことで、思わず頷きながら聞き入ってしまいました。こういう、ラベルやネーミングにまつわるお話を聞くのも、楽しいものですよね。

洋食とも好相性。「而今 特別純米 無濾過生」

続きましての「而今 特別純米 無濾過生」は、無濾過ならではのずっしりとした深みが特長。甘みもしっかりと感じられ、まるでメロンやパイナップルのような、南国のフルーツを彷彿とさせる味わい。
「こういった甘いお酒は、どんなお食事に合うんでしょうか?」と尋ねると、「塩分の高いものはもちろん、パスタなどの洋食とも相性がいいんですよ」とのこと。それは試してみたい!

フレッシュな新酒!「作 純米大吟醸」

そして「作 純米大吟醸」は、いわゆる“新酒”というもの。2021年の年納めとして今年の1月に作られたお酒で、香りが高くフレッシュな味わいを感じられます。こちらは、おちょこではなくワイングラスでいただくのもおすすめなのだとか。新酒ならではの香りを堪能してから飲むと、また違った感じ方ができそうです。

涼しい顔してクイっといってますが、わりといい気分になってます♪

おつまみにぴったり!「松阪牛てまり」¥500

アテには、松阪牛のおにぎりを。松阪牛の甘くとろける脂がたまらない!ひとくちサイズなのもうれしいですね。女性でも食べやすいなー。

まとめ&感想

飲んで、食べて、ぽーっとして、飲んで。ああ、とってもいい気分です。割りばし2膳持っちゃうくらいに。
えっ、なんですか?参拝よりここでの滞在のほうが長いって?まあ細かいことはいいんですよ。神様も、きっとそんなことでは怒らない(はず)。
こうやって、その土地に訪れて、現地で見て触れて聞いて感じる。そしてそれを発信する。

そういう仕事。そういう生き方なんですから。

いますよね!お酒が入ると人生を語りだす人。
長くなりそうなのでこれにてお開き。
ごちそうさまでした!

森下酒店 宇治橋前店
三重県伊勢市宇治今在家町65

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