編集だより

【新生】名古屋テレビ塔プレス内覧会に行ってきました。

日本初の集約電波塔。栄に集まるヒト・コト・モノ。

いよいよお待ちかね!名古屋は連日このニュースで持ち切りですね。
栄のシンボル・名古屋テレビ塔が、久屋大通公園にリニューアルしました!

9月18日(金)のグランドオープンに先駆けたマスコミ先行内覧会にお呼びいただけたので、さっそく行ってきました!

久屋大通公園内に誕生した「レイヤード ヒサヤオオドオリパーク」には、約35もの店舗が出店。そのうちなんと21店舗が名古屋初出店なのだとか。緑化整備もされ、以前にも増して一層緑豊かな場所になりました。

うーん、圧巻。美しく照らされたテレビ塔。
これぞ名古屋!って感じです。
フルカラーLEDを採用したことで、多彩な表現が可能になったそうです。

さっそく、内部に入ってみることに。

塔内には、かつての面影も残されていました。もともとは、日本初の集約電波塔として建てられたもの。電波塔としての役目を終えてからも、名古屋・栄エリアのシンボルとして市民から親しまれてきました。
今回行われた全体的な大幅改修工事は、1954年の開業以来初めて。

リニューアルに伴い、内部にはカフェやホテル、レストランなども入り、見どころは盛りだくさんです!

中でも我々が注目したのが、展望台への乗り換えエレベーターがある3Fに作られたラウンジ「THE TOWER LOUNGE CASHIME(ザ・タワーラウンジ カシメ)」。
『公園を望むタワーを、第3の居場所に』をコンセプトに、多様な用途で使えるシェアラウンジです。

ダイナースクラブの会員優待施設にもなっているこちらには、広々としたオープンスペースにカウンター、8名ほど収容できるミーティングルームに、天空に浮かぶような絶景を眺められるソファルーム、ラウンジルーム。さらには畳の部屋まであります!

全席に電源完備と無料Wi-fiは言わずもがな、コピーサービスに名刺スキャンサービス、コーヒーサービスも…!
ああー、なんとも居心地のいい…。
利用には3つのプランがあり、使用頻度や借りたいスペースに応じて選べます。

「外回りの空き時間に資料をまとめたい!」という営業さんにも。
「納期まで集中して仕事をしたい!」というフリーのクリエイターさんにも。
「複数の会社から人を集めてミーティングがしたい!」という役員さんにもオススメ。

…つまり、あれです。

「幅広い世代・職業の方に使い勝手が良すぎる!!」

というのが率直な感想!

だって、見てくださいよこの景色。
虹色に輝く橋のイルミネーションが美しいです。昼は昼で、真っ青な空と芝生の緑のコントラストがとても清々しいのだとか!
こんなところが「第3の居場所」になるだなんて、素敵ですよね。

こちら「THE TOWER LOUNGE CASHIME」を運営する、代表の星野充人さん。
栄のど真ん中、しかもテレビ塔に、なぜこのような場所を作ろうと思ったのでしょうか?

「実は、はじめはこういった場所を提供することを明確に思い描いていたわけではなくて。なんとなく、栄にまたヒトが呼べたらいいなあ。おもしろいコトが起こせないかなあ。街づくりに役立つモノを提供できないかなあ。なんて、漠然と思っていたんです」

名駅エリアにヒト・モノ・コトが集中しはじめたこともあり、栄エリアは年々閑散の一途をたどりつつありました。そんな状況をなんとか打破できないかという思いに突き動かされ、星野さんは生まれ変わるテレビ塔にその思いを賭けたそうです。

「だから『こうなったらおもしろいかな』という感じで、理想を詰め込む感じで話を進めていったんです。僕は『どうせ断られるなら、おもしろい提案を』という言葉を信条にしているので(笑)。そうこうしているうちにいろいろな人から『それいいね、おもしろいね』と言っていただけて、お力添えをいただいたおかげで、このスペースの実現に至りました」

スペースの一角に、このような走り書きがあるのを見つけました。
この言葉の真意を尋ねることに。

「ああ…見つかっちゃいますよね(笑)。これ実は、旧テレビ塔の営業最終日に書いたものなんです。僕の他にも、当日居合わせたタレントさんなんかもメッセージをいっぱい書いて、別れを惜しんでいました。その後工事が始まったのですが、前述したように当初は見切り発車で不安もあったため、僕は一日も休まず現場に顔を出していたんです。そうしたら工務店の人が僕に『このメッセージ、消すか残すかどうする?』と聞いてきて。僕は思わず『僕が書いたものなので残しておいてください!』と頼んでしまったんです(笑)」

“I rock the world.(僕は世界を揺り動かす)”という力強い言葉は、当時の決意の表れでもありましたが、後になって、「こそばゆいような歯がゆいような気持ちになってきた」と苦笑いする星野さん。

「ほんと、皆さんのおかげでこのスペースはできあがったので、本当は『I』を『We』にしたかったんですけど…、それもそれで今更って感じで恥ずかしくて(笑)。でも僕にとっては、とても思い入れのある言葉。ここまでは皆さんの力で作っていただいたので、ここから先は僕が頑張る番。とりあえず1年ここで頑張れたら、いよいよ『We』にしてもいいのかなって思ってます」

これからも、多くの人を巻き込んで見えない何かにチャレンジし続けるという星野さん。
そのエネルギッシュな思いがあれば、栄の街もきっとより輝くことでしょう。
ちなみにこちらは11月3日(祝)まで無料トライアルキャンペーン中なのだとか。気軽に利用してみてくださいね!
お忙しいところインタビューのお時間を割いていただき、ありがとうございました!

星野さんのような「この街をよりよくしたい!」という思いがたくさん詰まった、名古屋テレビ塔。
たくさんのヒト・コト・モノが集まる栄エリアに注目です!

ヒサヤオオドオリパーク
https://mitsui-shopping-park.com/urban/hisaya/index.html

THE TOWER LOUNGE CASHIME
https://cashime.jp

Text:光田さやか
Photo:荻野哲生

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