編集だより

【ライター光田塾】「伝わる文章」マスターへの道。Ep.10

トレーニングで上達する。

この企画、すっかりご無沙汰しておりまして、申し訳ありません!
季節はもう春になってしまいました。なにかと物騒な昨今ですが、ひとりひとりが今できることを考えて、行動していきたいですね。

「えっ?なにこの記事?」と思われた方、いらっしゃると思いますので、過去の記事はこちらから

「インプレス」から出ている「新しい文章力の教室」をテキストにして、私が一単元ずつ解説させていただいている企画になります。

文章が書けない!なにからどう書いたらいいのかわからない!など、文章のさまざまなお悩みに対して、お力になれたら幸いです。
そして今回は第10回目。「トレーニングで上達する」という内容です。

前回まで講座のまとめをいたしますと、

1.集めた材料を5W1Hで分ける または 5W1Hをもとに材料を集める
2.分けた素材に重要度を振り分ける
3.あとはひたすら書く

みたいな感じでした(すごくはしょってる)。

1.と2.をまとめたシートをこのテキストでは「構造シート」というのですが、今回の単元は、とにかくこれを手書きでたくさん作れ!というものでした。

これ、やり始めはちょっとめんどくさいんですが、なんていうか慣れてくるんですよね。
実際にインプレスさんでは、新人記者さんに、手書きで構造シートを書く→記事に起こす、ということをひたすらやらせるそうです。
1日1記事から始めて、3記事に増やし、手書きを卒業してパソコンで構造シートを作り…とやっていくと、2か月で100記事くらいになっているのだとか!

そうするとだんだん、書き方や主題の切り取り方の目星がつくようになります。やがて、ニュースソースに出会った瞬間に「切り口はこうで、この話題を入れて、この話で終わる」という流れが心の中で出来上がるようになるのです。

多分、仕事のできるライター・記者といわれる方々は、その能力に長けているんだと思います。
話題に出会ったときに、しっかりと事実に基づいた5W1Hの取材をし、瞬時に話の流れを組み立てる力。

うまいこと言おう、とか、難しい言葉使えばいい、とかいうことではないんですよね。

わかりやすいかどうか。です。
ひとまずわかりやすければ、「伝わる」文章なんですから。

さて、次の単元もこの調子でいっちゃいましょう!
ここから先は、同じような内容が続きますので、さらさらっと!

それでは次回もお楽しみに。

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