アズ・ユー・ライク!

【酒と鮨と文化】東京・豊洲「寿司処 やまざき」で寿司の妙を味わいました。

東京・豊洲市場にて寿司ランチ!

めっきり春。暖かな日も増えて、桜も見頃を迎え始めています。

所用で東京の豊洲方面に行ったので、せっかくなら新鮮な豊洲の魚を味わいたい!ということで、お寿司屋さんへ。
当たり前といえば当たり前なのですが、豊洲周辺は寿司処が本当にたくさんある!どのお店も親しみやすい雰囲気で活気があって、賑やかでした。

そんななかでも気になったのが、豊洲市場内にある「寿司処 やまざき」。明るい店内で、コの字型のカウンターにはすでにお客さんでいっぱいの様子でした。
なのに奥の方に2席、まるで私たちを待っているかのように空いているのが見えたではありませんか!
呼ばれている気がして、店内へ♪

日本酒とともにおまかせで寿司を味わう

カウンターの中には、職人さんが2〜3人。女将さんも、気さくな笑顔で迎えてくれます。
おまかせの握りと、気になった日本酒を注文しました。
待っている間、何気なく店内を見渡すと、なんと私たち以外のお客さんは全員外国の方。職人さんいわく、ここ最近は海外の旅行客も増えたそうで、賑わいを見せているとのこと。
隣の職人さんも、外国のお客さんを相手に「This is Tuna. But this is another one, before(これはマグロです。でもさっきのとは違うものですよ)」と言いながら、トロを出しているところでした。

日本だと、マグロにも大トロとか中トロとかありますし、部位によっても呼び方が変わりますが、英語にするとそういう言い方はないのだとか。別の職人さんは、マグロの切り身を見せながら、ジェスチャーを交えて「こっちがお腹側で、こっちが背中側」と伝えていました。
ちなみに「出世魚」の概念もないので、英語で説明するときはツバスでもハマチでも、ブリと言うんだそうです!驚きですね。

さてさて、ではここからはじっくり、職人の粋と鮮魚の織りなすJapanese Cultureをお見せいたしましょう!

カンパチなど、あっさりとした味わいが続いたあとには、香ばしい炙りものも。
柚子胡椒が添えられていて、合わせ方の妙がたまらない〜。

貝類は先ほどシメたばかりだそうで、まだうねうねっとしておりました。
歯ごたえも抜群で、旨味が後を引きます。

わずかしか水揚げされないホタルイカも、こうして贅沢にお寿司でいただくことができました。
対面で話しながら味わうと、また一層おいしく感じられて不思議。

この日のお供は、福井県の「九頭龍」と、山梨県の「真澄」。
このあと、山形県の「麓井」をいただきました。常温でいただくと、よりフルーティーな甘さが感じられました。

マグロは、贅沢に生と炙りで。片方には塩がふってあります。

あなごも、ふわふわ!甘みのある身の味わいに、さわやかなゆずを合わせていただきました。

感想・まとめ

豊洲市場で新鮮な寿司を味わえて、大満足のほろ酔い昼下がり。
海外の方にもおいしく味わってもらえたようで、とってもうれしかったです。
職人さんのコミュニケーションの賜物ですね!

文化や言葉の違いはあっても、おいしい食事と笑顔は国境を越えるんだなあ。
なんてしみじみ思ったひとときでした。
ちなみにですが、豊洲市場という土地柄、夜の営業はありませんのでご注意を。
その代わり、早朝6時から営業していますので、朝に行くのもおすすめです。
ごちそうさまでした!

<店舗情報>
寿司処 やまざき
東京都江東区豊洲6−6-1 管理施設棟3階
03-6633-0215
6:00〜14:00(15:00完全退店)
定休日は豊洲市場休日に準ずる
https://www.sushi-yamazaki.com/

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP