生まれも育ちも知多半島!なオリーブオイルが誕生。
知多半島の南端にある町・南知多町。
温暖な気候のこの土地でオリーブの栽培がおこなわれていることは、あまり知られていないかもしれません。
主力産業化を目指してひたむきにオリーブの生育を続ける生産者さんたちと、
知多半島の気候と地形に目を付け、知多半島のオリーブオイルを作りたいという思いを持ったオリーブオイルソムリエ。
この両者の出会いをきっかけに、「知多半島オリーブオイルプロジェクト」が始動。試行錯誤の末、2020年10月にようやく初搾りが実現しました。
左/「知多半島オリーブBLEND」2,500円
右/「知多半島オリーブBABY」2,000円
今回の初搾りは量が少なく、厳選されたイタリアのオリーブオイルとのブレンドなのだとか。大府市にオープンしたオリーブオイル専門店『白いオリーブ』で購入することができます。
オリーブオイル、普段どんなときに使いますか?
サラダのドレッシングとして、フォカッチャやバゲットに浸して、肉や魚のソテーやアヒージョ、パスタのベースに……などなど、本当に用途が幅広いですよね。
『白いオリーブ』の店長であり、オリーブオイルソムリエの亀山絵美さんによれば、南知多で採れたばかりのオリーブは希少価値が高いことに加え、鮮度を保つためにオーダーを受けてから瓶詰めしているので、香りも味わいもとっても深いのだそう。「だから普段通りの使い方でももちろんOKですが、醤油や塩などと同じように調味料として使うと、よりしっかりと味を感じられますよ!」とのこと。
早速、亀山さんおすすめの食べ方でいただいてみることにしました!
まずは苦みが少なく、子どもでもすんなり味わえる「知多半島オリーブBABY」。素材の風味を引き立ててくれるとのことで、大根をバターでソテーし塩コショウで味を調えたところに、仕上げにひとまわししてみました。
おっと!これはびっくり(笑)。大根の甘みが際立ちますね。オリーブオイルは、クセがないのに噛むごとにふわっとやさしい香りが口に広がっていきます。味わい方のポイントはやはり、オリーブオイルを「仕上げにかけている」というところですね。オリーブオイルで炒めるのではなくあくまで調味料として使うことで、新鮮な風味といいますか、ひとつの料理としてちゃんと完成されてしまうから不思議です。
もう一つの「知多半島オリーブBLEND」は、逆にしっかりとした味わいが特長。こちらは、赤身のお肉につけて食べるのがいいそうです。
こんな感じに作ってみました。赤身のステーキ肉をガーリックチップと一緒に焼いて、塩を少し振り、最後にオリーブオイルをたらーり。
そして口に含んでみて、これまた驚きです。かなり大人の味に仕上がっている…!赤身っぽさというか、牛肉っぽさというか、そういうものがオリーブオイルのおかげでいい意味で打ち消されています。そして飲み込んだあとには、オリーブが持つ独特の、喉元にしっとりとまとわりつくあの風味の余韻。誰か、誰か赤ワインをください。
他にもお店では、チョコレートとのペアリングが楽しめるセットや、イタリアから直輸入したアイテムの販売、さらにはオリーブオイルの量り売りもおこなっています。亀山さんはほぼ毎日店頭にいらっしゃるそうなので、「知多半島オリーブ」をもっとおいしく味わえる秘密のレシピを聞くことができるかも!
「難しく考えず、毎日の調味料のひとつに加えてみて、食卓で気軽にオリーブオイルを楽しんでください!いつもの食事が、ぐっと格上げされること間違いなしですよ」と亀山さん。
今後は、オリーブの収穫体験や地産地消について考える取り組みも進めていくのだそう。生産者と販売者の情熱が込められた「知多半島オリーブ」を、ぜひ味わってみてくださいね。
<店舗情報>
白いオリーブ
愛知県大府市桃山町2-23-1 森の家はなれ
090-1833-9230
10:00~18:00
不定休
※最新情報はFacebookやLINEで問い合わせ
先日げんきの郷にオリーブオイルを買いに行きましたが欠品したました。近々、再び行くつもりですが、それまでに補充されてたら嬉しいです。あ、もしすでに補充していたんならごめんなさい。
藤井幸枝様
コメントありがとうございます。
ご返信が遅くなり大変失礼いたしました。
販売元の方に確認しましたところ、先日補充していただいているようですが、もし再び欠品となっている場合は2021年収穫のものは全て完売であるとのことです。
2022年収穫分を1月7日から販売するそうですので、しばしお待ちいただければ幸いです。
ちなみに、1月7日に関しては「げんきの郷」にてポップアップショップでテイスティングもできるようご用意いただけるとのことです。
よろしければぜひお立ち寄りください!