安心できる空間で、最高の笑顔を引き出す。――「stilla」代表・宮本麻千子

美容院に行く理由は、なんだろうか。
キレイになりたいから。
新しい自分を見つけたいから。
気分を変えたいから。

特に女性なら、どれにも心当たりがあるかもしれない。

愛知県江南市にある美容院「stilla」を営む宮本麻千子さんは、「安心できる場所」として、自身の店を構えているという。
キレイになることも、新しい自分を見つけることも、気分を変えることも、全ては「安心」のうえに成り立つこと。彼女のそんなスタイルは、どのようにしてできあがったのか、思いを聞いた。

憧れのお姉さんのようになりたい!一途に夢を実現。

宮本さんが美容師を志したのは、なんと保育園のとき

「親に連れられて、美容院に連れて行ってもらったことがありました。親は『短く、ショートにしてください!』なんて言ったのですが、それがとても嫌だったのを覚えています(笑)。私は伸ばしたいのにー!って(笑)。
だけど担当してくれた美容師さんは、切ってショートになった私の髪を編み込みにしてくれて。その気持ちが子どもながらにとても嬉しかったんです。それからというもの、美容院に行くのが数か月に一度の楽しみで。私もお姉さんみたいになりたい!と、とにかく憧れていました

その夢を変えることなく、美容の道に進んだ宮本さん。美容師になり、さらには憧れの人と同じ会社に就職できたのだそうだ。
店舗間異動のある会社だったため、憧れの人と同じ店舗で働けた期間はわずかだった。しかし宮本さんは嬉しかった。同じ美容師という立場になって初めて、その人がスタッフにも客にも裏表がなく、常に自然体である人だということが分かったからだ。自分もそんな風になりたい、と強く思ったという。
ところが。

「働きながら、自分の中で違和感を覚えるようになりました。立場が上になるにしたがって、オーナーとスタッフ、お客様の間で気持ちが揺れ動くようになったんです

オーナーから、店のためにこうしたほうがいいのでは、という意見をもらう。スタッフに伝えれば、スタッフからも意見が出る。対立しないように自分が間を取り持つ。その空気感がお客様に伝わってしまう。オーナーからまた改善案が出る。スタッフが働きにくくなる…。
そんな悪循環を見過ごすことができなかった。
憧れを持って身を投じた仕事だったから、なおさらだった。

スタッフが笑顔で働けて、なおかつお客様も安心して身を任せてもらえる空間がいい。そう思って9年前、この店を立ち上げました」

心も体も、髪にもストレスのない、安心できる空間。

当初は自分に加え、スタッフが2人。開店当時からいてくれてとても助けられた、嬉しかった、と宮本さんは目を細めた。
それぞれの道の旅立ちを見送り、現在は1人でこの店を守っている。

お客様にとってストレスのない、安心できる場所。この店がそういうコンセプトなのは、今お話ししたような過去の経験がもとになっています。
美容院にくる理由って、人ぞれぞれだし、その時によっても違うと思うけれど、ここでは安心して、なんでも話そうって思ってもらえたらいいな。少なくとも、髪のことではどんどんホンネを言ってもらえたら嬉しいです。そして心からの笑顔を見せていただいて、その笑顔にあった髪型をお作りしていけたらと思います

心からリラックスすることで、「こうしたい」「こうなりたい」がスッと話せる。そのとききっと、心からの笑顔になれるのだろう。

そのためにこだわったのが、「水」と「光」だという。
「私、水って一番の美容材料だと思うんです。シャンプーよりカラー剤より、髪に一番使うものですから。ここでは軟水器を使って髪へのストレスを軽減したり、炭酸水で老廃物を取ったりしています。だって来るたびに髪が傷んでいたら、笑顔にもなれませんよね?傷めない髪をつくるのが、美容師の使命かなって」

「光」についても同様だ。“光セラピー”という言葉にもあるように、光を浴びることで自律神経が安定したり、体の免疫力を上げたりする効果があると言われている。同店で導入しているコラーゲンマシンは、ある形状の光を一定時間照射。細胞が活性化するため、ターンオーバーを促進したり、良質なコラーゲンを生成したりといった効果が期待される。
健康的な体からは健康的な髪が生まれる、というわけだ。

こちらのマシン、実際に体験させていただけることに。

水分をよく摂ったあと、衣服を脱いだ状態で横たわる。
マシンの上部を自分で閉めて、スタートボタンを押すと、特殊なライトが光りだす。
すると633nmの可視光線が放出され、真皮層の繊維芽細胞に直接働きかけてくれるのだ。

施術中、外部からはこんな感じに見えている。
白い光だが、だんだんピンク色に見えてくるのは、目が慣れてきているからだというから不思議だ。
始めこそ、衣服を脱いでマシンの中に横たわるのに少し抵抗はあったが、
数分もたてば体の中からじんわりと温かくなってきて、
ふと意識を取り戻したのは、施術が終わる30分を知らせるタイマーの音だった。

こちら、使用後の私。
なんとなく肌がもっちりとして、体がフッと楽になったような感覚がある。
髪もサラサラになったような気がするのだ。
「疲れたときやよく眠れないときにもオススメですよ!今よりも翌日の朝が、より効果を実感できます。髪のツヤもよみがえってきますよ」と宮本さん。

ちなみに、カットやカラーなどのメニューを受けずとも、このマシンだけを利用することも可能。
疲労が残りやすい人や、なんとなく不調が続いている人、パーマやカラーの持ちを良くする髪を作りたい人は、気軽に尋ねてみてほしい。(1回¥3,500、3回回数券¥10,000)


「人も植物も同じ。きれいな水とたっぷりな光を与えてあげることで、元気になれます。ここではリラックスして過ごしていただきたいですね」

stilla
住所:江南市般若町前山216
tel:0587−81−3746<完全予約制>
https://www.facebook.com/Stilla-243094202476729/

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