<最終回>見えないゴールの“第一走者”。信じた人が歴史をつくる。――山口大学教授・竹中幸史
現場に立たせてバトンを渡す。ゴールへ導いてもらえるように。 その後、京都大学大学院の博士課程を修了。28歳にして大学講師になった。竹中さんは今も、憧れだった太田先生のように話術で学生たちを引き込み、歴史の面白さを伝えてい…
現場に立たせてバトンを渡す。ゴールへ導いてもらえるように。 その後、京都大学大学院の博士課程を修了。28歳にして大学講師になった。竹中さんは今も、憧れだった太田先生のように話術で学生たちを引き込み、歴史の面白さを伝えてい…
深く学んだ西洋史。そして知ったフィールドワークの大切さ。 太田先生のような教員になりたいという思いを持ち続けた竹中さんは、大学1年生のころから教員採用試験の勉強を始めた。当時は、社会科の教員は倍率200倍ともいわれていた…
いよいよ歩む教員への道。成績を格段に上げた驚きの勉強法。 竹中さんが高校3年生の時に出会ったのは、日本史担当の太田治先生。とにかく話が面白く、冗談交じりで聴いていて飽きないのだ。太田先生のペースにどんどん引き込まれていく…
今、これを目にするあなたがいること。あなたの過去を、また周囲の誰かの過去を、ずっとずっと遡れば、そこには途方もなく長い歴史の流れがある。その歴史を研究し、すなわち過去を学ぶことによって未来のありかたを提起していく学問を「…
岐阜県岐阜市、柳ケ瀬商店街にほど近い立地。新旧様々な商店が立ち並ぶ一角に、ひときわ高級感のある看板が視界に飛び込んでくる。呉服店「絹屋」だ。 こちらのご主人・高橋逸朗さんは、この地で呉服店を営む二代目。昨年店舗を新しくし…
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